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Snowing_Scene_1  Snowing_Scene_1

夏の終わりに書いた本ブログの記事「一本足のかかし」は、2本の続編があります。最初は66年後に書かれた同名異曲・さだまさしさんの『案山子』。もうひとつは『尋常小学唱歌・第二学年用』収載の文部省唱歌で、作詞者が『案山子』(一本足の案山子)と同じです。(元記事

』 (文部省唱歌/作詞・武笠三/作曲・不詳) <歌詞URL:12

1.雪やこんこ、霰(あられ)やこんこ。/降つては降つては、ずんずん積(つも)る。
山も野原も綿帽子(わたぼうし)かぶり、/枯木(かれき)残らず花が咲く。
2.雪やこんこ、霰(あられ)やこんこ。/降つても降つても、まだ降りやまぬ。
犬は喜び庭駆けまはり、/猫は火燵(こたつ)でまるくなる。

小さい頃から寒がりの子供だった私には ♪雪やこんこ…♪ の歌も、早くから親しみを覚えてきた童謡作品のひとつでした。私の住む地域は、全般的に気候が温暖で、厳冬期にも白い雪景色はめったに見られない場所ですが「猫はこたつでまるくなる」(2番最後)のフシが自分にぴったりだからです。

軽快なリズムに乗って ♪雪やこんこん…♪ と歌ってしまいそうな曲。ところが、この歌詞は“こんこん”ではなく「こんこ」が正しいとのこと。ある国文学者の説明によれば、「こんこ」の語源は「来う此」(こうこ、「此処に来い」の略)が転じたものだそうです。したがって「雪やこんこ」は「雪よ、早く来い」という意味で、雪が降ることを楽しみにする歌詞というわけです。(それでも「こんこ」と歌う練習をしなければ“こんこん”になってしまう?)

ここで「尋常小学唱歌」の成立に関する詳細な資料を見つけましたので、記事リンクを貼ることにします。
国が制定した「文部省唱歌」の場合、学校教科書に「作詞・作曲/不詳」で載せられた理由は「最終的な案は合議で決まったため」作詞・作曲に個人的なクレジットは与えられていない、と述べられていました。唱歌集の編纂を担当した「小学唱歌教科書編纂委員会」のメンバーも列挙されており、武笠三(むかさ・さん)は「歌詞関係委員会」のひとりに指名されました。「第二学年用」に選定された20曲のうち、第11曲『案山子』と第17曲『』は間違いなく武笠三の作詞であると考えられています。

Snowing_Scene_3  Snowing_Scene_4

つい最近、この曲がまたテレビコマーシャルから聞こえるようになりました。♪雪やウコンウコン…♪
どこかで見たテレビから耳に入ってきた『』の替え歌。調べてみたところ、これはハウス食品の栄養ドリンク「ウコンの力」の最新TVCMで、「忘年会に篇」に中居正広さんと船越ミユキさんが出演しています。

Ukon_Power_1Ukon_Power_2Ukon_Power_3

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