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ショパンの「舟歌」

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梅雨の時期に人気の高い歌のひとつが、小林麻美さんの代表曲『雨音はショパンの調べ』。もともとはイタリアの歌手、ガゼボの《I Like Chopin》(アイ・ライク・ショパン)の旋律に、松任谷由実さんが日本語詞をつけた曲です。とはいえ、12歳の時から頑固なクラシック音楽ファンを通し始めた私には、こういったタイプのヒットソングは「どこか安易な感じで」(?)受け入れづらいものでした。
長い間オーケストラ音楽と交響曲鑑賞に没頭してきた私が、自分の世界を広げるために「ピアノ音楽鑑賞の基礎として」ショパンのCDを買い始めたのは、ちょうど21歳の時からです。

ショパンの『舟歌 嬰ヘ長調 作品60』は、1846年に書かれた晩年の傑作です。この頃になると、恋人ジョルジュ・サンドとの関係は危機的な状況を迎えていました。健康状態もさらに悪化し、36歳のショパンは「別れ」が近づいたことを知りました-長年の支えであったサンドとの関係だけでなく、自分自身の創作活動の終わり、生命との別れが近づいてきたことも。
ゴンドラの舟歌のリズム(6/8拍子)に乗せて奏でられる旋律は、曲の全体を通して、ショパンならではの言い知れぬ孤独感や寂寥感(せきりょうかん)を漂わせています。

それでは、ショパン晩年の傑作『舟歌 嬰ヘ長調 作品60』を、地元ポーランドの新鋭ラファウ・ブレハッチさんの演奏でお楽しみくださいませ。(2005年ショパン・コンクール優勝時、第1次予選のライブ録音)

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