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よろこびの歌

Ode_An_Die_Freude   Carpenters_A_Song_For_You_2

よろこびの歌』 (日本語詞・岩佐東一郎/文部省唱歌) <歌詞URL:12

1.晴れたる青空 ただよう雲よ/小鳥は歌えり 林に森に
こころはほがらか よろこびみちて/見かわす われらの明るき笑顔
2.花さく丘べに いこえる友よ/吹く風さわやか みなぎるひざし
こころは楽しく しあわせあふれ/ひびくは われらのよろこびの歌

今年の年末も、日本各地でベートーヴェン作曲《第9交響曲》の合唱が響き渡っています。あの有名な第4楽章の合唱主題「歓喜の歌」にも、いくらかの日本語歌詞がつけられてきました。

♪晴れたる青空 ただよう雲よ…♪ この日本語歌詞を書いた人は、詩人の岩佐東一郎氏(1905年3月8日-1974年5月31日)でした。初出は太平洋戦争の終結後、1947年(昭和22年)に発行された文部省監修の新しい音楽教科書「六年生の音楽」だそうです。
さらに詳しい資料に当たると(池田小百合/なっとく童謡・唱歌岩佐東一郎氏は、この音楽教科書のために多数の作詞を行いましたが、現在は『アマリリス』(「四年生の音楽」に掲載)と『よろこびの歌』が最も広く知られています。

それまでの日本は、学校で徹底した軍国主義教育が行われ、音楽教科書も軍国主義を称揚する曲が選ばれてきました。ところが、1945年(昭和20年)8月に敗戦が訪れ、学校教育のカリキュラムも全面的な方針転換を迫られました。音楽教科書の分野では、文部省は3つの[排除すべきもの]を制定しました。
[1.軍国主義的なもの/2.超国家主義的なもの/3.神道に関係あるもの]
最上級生用「六年生の音楽」では、日本で作られた曲は4曲しか選ばれず、他の18曲は外国曲に日本語の歌詞をつけました。その最後の締めくくりに選ばれたのが、ベートーヴェン作曲《第9交響曲》の第4楽章主題『よろこびの歌』だったのです。
6年生用の教材として残された日本の歌・4曲の中に『朧月夜』『故郷』(ともに作詞・高野辰之/作曲・岡野貞一)があり、この2曲は時代の試練を経て生き続けてきたことも分かります。

歓喜の歌」は演奏動画もピンからキリまで存在しますので、記事冒頭の「歌詞URL」でmidi音が鳴るものをつけておきました。(これなら、動画削除をチェックする必要もありません。)

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